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19. 特殊な単語や記号の読み方を勉強しよう

タイ文字入門講座

前回のタイ文字講座18. 特殊な頭子音字を4種を勉強しようまでで、一通りタイ文字のルールは勉強できました。

最後に特殊な綴りの単語や記号の読み方を勉強して規則の勉強は終わりにします。


ネット検索で直接このページに来た人はぜひ「はじめに」のページから読んでいただければと思います。

そこでは「タイ語マスターまでのロードマップ」や、「タイ語をマスターするまでに、まず何をすべきか」をまとめています。


 

だいさん
だいさん

いよいよ、規則の勉強は最後だね。

ブルー
ブルー

お手柔らかに

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今回の目標

今回の目標は下記の8つです。

1. 母音がない「ก็」の読み方を覚える
2. 黙示の「 – ์ 」を覚える
3. 語尾「er」英単語のタイ語の発音を覚える
4. 繰り返し記号「ๆ」を覚える
5. 省略記号「ฯ」を覚える
6. 等々(エトセトラ)を表す記号「ฯลฯ」を覚える
7. 略語の点「.」の使い方を覚える
8. その他の記号「๏ ฯ ๚ ๛」の意味を知っておく
多くなってしまいましたが一つ一つの内容はさほど複雑ではありません。

今回はドリルは作っていませんので、読み物としてざっと見ていく感じで大丈夫です。

 

ก็ の読み方

ก็ 」は「 kɔ̂ɔ 」という読み方をします。「~も」という意味を持った単語で、単体で「だから」や「要するに」という意味でも日常会話でも非常に高い頻度で出てきます。

子音字しかないので初見では驚かると思います。これはこれまで習ったどの規則も適用できない単語で、読み方を元にタイ語で書くと「 ก้อ 」と書くべきなのですが、「 ก็」という綴りです。

単体でも良く使う言葉ですが、この単語を使った熟語としては「 ก็เลย(kɔ̂ɔ ləəy):なので」という言葉があり日常会話でも頻出します。

イサーン語の「 บ่ (bɔ̀ɔ):~ない(否定の言葉)」も母音を略した特徴のある単語です。

 

黙示記号の「 – ์ 」の発音

– ์は「ทัณฑฆาต (thantha khâat)」と呼ばれ、この記号がついた文字を「การันต์ (kaaran)」と言います。

黙示記号なのでこの記号がついた文字は読みません。ただし発音しないからと言って筆記を省略してはいけません。

パーリ・サンスクリット語からの借用語に使われることが多いですが、近年では英単語をタイ語であらわす際に良く使われいることもあり、日常でも非常に見かける事が多い記号です。

<例>

ยักษ์ (yák): 鬼 /パーリ・サンスクリット語からの借用語
เวบไซต์ (wépsai): ウェブサイト /英語からの借用語

*ウィキペディア(タイ語)での解説はこちら。⇒ วิกิพีเดีย: ทัณฑฆาต

 

英語を表す際の良くある声調変化

英語からの借用語で語尾が「 ər 」となる語については語尾を「 Λ(下声)」で読みます。ただしタイ語での表記は平声になります。。

<例>

コンピューター ⇒「คอมพิวเตอร์(khɔm phiu tə̂ə
コンプレッサー ⇒「คอมเพรสเซอร์(khɔm phrét sə̂ə

 

繰り返し記号「 ๆ 」

」は「 ไม้ยมก (mái yamók)」と呼ばれ、日本語の「度々」や「益々」という熟語の「々」にあたる言葉で、直前の言葉を繰り返す時の記号です。

良く見る組み合わせとしては「非常に」という意味の「 มาก (mâak) 」の後について「 มากๆ (mâak mâak)」として「非常に」の意味を強化します。

まお、注意点として2単語を繰り返すために使われることもあります。

「 ไม่ใช่ ๆ」と書かれていれば 「 ไม่ใช่ใช่ 」ではなく「ไม่ใช่ไม่ใช่」という繰り返しの意味で使われています。

*ウィキペディア(タイ語)での解説はこちら。⇒ วิกิพีเดีย: ไม้ยมก

 

省略記号「ฯ」

「ฯ」は「 ไปยาลน้อย (pai-yaan-nɔ́ɔi) 」と呼ばれ、長い名称を省略する際に使う記号です

例えばกรุงเทพมหานครをกรุงเทพฯと省略されてい表記されることがあります。ただし、表記されている物を音読する際は通常省略されている部分も全て読みます。

また、「ฯพณฯ (phá ná thâan):大臣や大使級の公務員」など稀に特殊な使い方をされることもありますが、これはその都度覚えるしかありません。

<例>

วัดพระเชตุพนฯ (wát phrá cheetùʔ phon) ⇒ วัดพระเชตุพนวิมลมังคลาราม ราชวรมหาวิหาร :ワットポーの正式名称
โปรดเกล้าฯ (pròot klâo) ⇒  โปรดเกล้าโปรดกระหม่อม

*ウィキペディア(タイ語)での解説はこちら。⇒ วิกิพีเดีย: ไปยาลน้อย

 

なお、全く同じ形ながら「อังคั่นเดี่ยว ʔaŋ khân diaw」と呼ばれる章中の章の終わりを表す記号もありますが、これについては「8. その他の記号「๏ ฯ ๚ ๛」の意味を知っておく」にて説明します。

 

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省略記号「ฯลฯ」 

この記号の名称は「ไปยาลใหญ่ (pay yaan yài)」もしくは เปยยาลใหญ่ (pəəi yaan yài) 」です。

用法は下記2つです。

1.等々やエトセトラの意味
2.**から**までという「~」の意味

 

<例> 等々やエトセトラの意味

ในหลายจังหวัดของภาคอีสาน ได้แก่ สุรินทร์ บุรีรัมย์ ขอนแก่น ฯลฯ
スリン、ブリーラム、コンケンのイサーン地方の県

この意味で使われる時の読み方は「 และอื่น ๆ : lɛ́ʔ ʔɯ̀ɯn ʔɯ̀ɯn 」となります。

 

<例> **から**までという「~」の意味

พยัญชนะไทย 44 ตัว มี ก ฯลฯ
タイ語の子音44は からまであります。

この表現で使われる時の読み方は「ละถึง : lá thɯ̌ŋ」となります。

*ウィキペディア(タイ語)での解説はこちら。⇒ วิกิพีเดีย: ไปยาลใหญ่

 

略語の点「.」の使い方を覚える

英語でのピリオドを使った略語と同様に、タイ語も「 จุด (cùt):点 」をつける事で略語である事を示します。

いろいろな略の方法がありますが、代表的な物を例に記載しておきます。

また例にある「 ร.พ. 」のように略語から元の言葉が一意に決まらない場合もあります。

<例>

ค.ศ. (khɔɔ sɔ̌ɔ)⇒ คริสต์ศักราช (khrít sàkkarâat):西暦
กทม. (kɔɔ thɔɔ mɔɔ)⇒ กรุงเทพมหานคร (kruŋthêep mahǎanakhɔɔn):バンコク
ร.พ. (rɔɔ phɔɔ)⇒ โรงพยาบาล (rooŋ phayaabaan) : 病院  /  โรงพิมพ์ (rooŋ phim):印刷所

 

その記号「๏ ฯ ๚ ๛」

あまり見る機会がない記号ですのでざっと説明だけ記載しておきます。

は「 ฟองมัน (fooŋ man) 」と呼ばれる記号です。これは詩の節や箇条書きの際に先頭に書く記号です。

は「 อังคั่นเดี่ยว (ʔaŋ khân dìaw)」と呼ばれる記号です。これは物語や文献の章の終わりに書く記号です。現在では古典文学作品やタイ語の教科書でしか見る機会はありません。

ただし、全く同じ形の記号で、「 ไปยาลน้อย (pai-yaan-nɔ́ɔi) 」と呼ばれる長い名称を省略する際に使う記号もあり、これは現代文でも良く見かけます。

は「 อังคั่นคู่ (anŋ khân khûu)と呼ばれる記号です。これは物語や文献の章の終わりに書く記号です。

は「 โคมูตร (khoo mûut)と呼ばれる記号です。これは物語や文献の最後に掛かれる記号です。

なお、章の終わりや最後に掛かれる記号は「 ๚ะ๛ 」などという風に、他の記号と組み合わせて書かれる事もあります。

 

次はこれまで勉強した内容の総復習です。

いかがでしたか、今回の目標だった下記8つは何となくでも理解できましたでしょうか?

1. 母音がない「ก็」の読み方を覚える
2. 黙示の「 – ์ 」の読み方を覚える
3. 英語を表す際の声調変化
4. 繰り返し記号「ๆ」の使い方を覚える
5. 省略記号「ฯ」の使い方を覚える
6. 等々(エトセトラ)を表す記号 ฯลฯ を覚える
7. 略語の点「.」の使い方を覚える
8. その他の記号「๏ ฯ ๚ ๛」の意味を知っておく

8番以外は日常で良く見かけるタイ文字の記号や規則ですが、一度に全て覚える事はむつかしいと思います。

実際にこれらの記号に出くわした際に見返してみるという事で大丈夫です。

さて最後にこれまで勉強してきた規則を使った単語を解説していき、規則の総復習をしていただければと思います。

 

以上「19. 特殊な単語や記号の読み方を勉強しよう」でした。

コメント

  1. Champi より:

    イサーンの歌をよく聴くのですが、イサーンのบ่はなぜ母音がないのだろうと思っていました。
    こちらも規則に則ってるのではなく、「そういうもの」として読むということなのですね!

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