このページに訪問されたているという事は「タイ語で会話したい。タイ語を使えるようになりたい!」という思いから、たどりついて下さったのかと思います。
そうです。
このページはタイ語マスターまでの道のりをサポートするために作りました。
そんなあなたのために、タイ語をマスターするまでのロードマップを作りましたのでご覧いただければと思います。
初めてタイ語を勉強する人が、どのような道のりでタイ語能力を向上させる事ができるのかを書いています。
なんか、「これこそ真理だ!」みたいな感じで、それっぽく書いてますが、あくまで私の個人的な考えである事をご了承ください^^
タイ語マスターまでのロードマップ
もしもあなたが、全くタイ語を知らない状態、例えば
- 新規でタイへの駐在が決まった。
- 夫のタイ駐在が決まったので、ついていくことにした。
- 日本でタイ人と知り合ったが、タイ人同士が何を話してるか知りたくなった。
- タイ旅行に行ってタイが気に入った。
というような場合は、まずロードマップ内の一番右上「簡単な挨拶や会話」を覚えてください。
ここで完璧を目指す必要はなく、日本語みたいな発音のタイ語で構いません。
しかし、もしあなたが何となくタイ語が分かる状態、例えば
- 1年に何度か訪タイしており、タイ語が少しでも分かる。
- タイに住んで1か月程経って、少しはタイ人と会話できる、言っている事が分かる。
というような場合は、早々に文字の勉強に入ってください。
そして会話・文字共に基礎レベルの達成を目指してください。
要するに、
「タイ語の単語を見て、それを発音記号に変換し発音できる。ただし、発音できてもほとんど意味は分からない。会話は簡単な挨拶ができる程度。」
という状態を目指してください。
これをタイスタではタイ語基礎終了レベルとしています。
発音記号を覚えることに抵抗がある方もいらっしゃいますが、これは残念ながら必須と考えます。カタカナ表記はできるだけ早く卒業しましょう!
もう一度書きますが、
すでにタイ語を少しでも勉強された事がある方、何度もタイ旅行をして挨拶や買い物がタイ語でなんとかできているレベル以上の方は、すぐに文字の勉強の方に入って下さい。
でも、あのクネクネした文字。難しそうなんだよね、、、。
そうだね。でも難しそうに見えるだけで、実はそんなに難しくないんだよ。文字数も少ないしね!
文字の勉強に抵抗のある方、難しそうで尻込みされる方もいるかもしれませんが、実はタイ文字の習得は、正しい発音が必要な「会話」とは違い実は非常に簡単です。
一人でいつでもスタートできますので、早々にタイ文字の勉強に入りましょう。
タイ文字が分かるようになると世界が変わりますよ!
文字を覚えよう
日本人がタイ語を勉強するのなら、早い段階で文字の勉強を始めるべきだというのが私の持論です。
「蛇がのたくったような文字」などと表現する方もおられ、難しそうに見えるタイ文字ですが、実はタイ文字として覚える、タイ語の子音文字と呼ばれる42字(全44文字ですが2字は廃字)しかなくありません。
また世界すべての言語をコンピュータ上で扱うために生み出された、ユニコード(Unicode)というデータを見てもタイ語固有の文字記号として登録されているものは全部で87となっていました。
多くともこの87個の形を覚えてしまえば、タイ語の形はすべて覚えたという事になります。
日本語を覚える外国人は「ひらがな・カタカタ」を覚えるだけですでに46X2の92文字。
日常で読み書きするためには常用漢字約2,000字と、且つそれぞれの漢字の「音読み・訓読み」を覚えなくてはなりません。
それを考えると、とても楽に文字を覚える事ができるのです。
日本語の勉強をイチからするのは、ホントに難しそうだね、、。
タイ文字は日本語をローマ字で書いたような表現方法で表し、例外はあるものの基本的には書いてあるものをそのまま読む事ができます。
英語や漢字のように、同じ文字でも読み方が変わるというような事がないのも、とても労力少なく学ぶ事ができる言語と言えるでしょう。
「E」という英語を含む単語「East」と「End」では「E」の発音が違います。
「生」という漢字は「セイ」「ショウ」「イきる」「ウむ」等々、地名人名を合わせると100以上の読み方ができるそうです。
たしかに、あんまり考えたことなかったけど、英語は同じ文字でもいくつか読み方があるね!
次の内、一つだけ違う発音の「a」があります。何番の単語でしょう?
- cat 2. bat 3. gap 4. date
こんな問題あったなぁ。答えは4番。「マジックe」でaの発音が変わるんだよね?
そのとおり!
こう考えれば、タイ文字習得がいかに簡単か良く分かったと思います。
どうして早めに文字の勉強が必要なのか?
これはすべての外国語の習得に当てはまる、と言っているわけではない事をまずご了承ください。
日本人がタイ語を勉強するにあたっては、早めに文字を勉強したほうが良いという自論です。
理由は3つです!
1. タイ語の発音が日本人にとって、とても難しいから
日本語が母国語の日本人が、タイ人の言った言葉を聞いてそれを真似して話してもタイ人から「ハァ?」と聞き返されることが多々あります。
「タイ語あるある」だね!
これが結構、心に刺さります。
そう、、、
会話重視で勉強を進めると心が折られかねません。涙
タイ語には日本語にない音が非常に多く、日本語にはない声調という概念があるためです。
これらをほんの少しの間違えただけで、タイ人には全く違う音に聞こえるため会話が成り立たなくなってしまうのです。
日本人的には似ているであろう発音の違う2つの音を、タイ人に音読してもらって、その発音を集中して聞いても全く違いが判らないほどです。
発音する時の舌の位置や口の開き方なんかを覚えて、正しく発音できるようになれば、だんだん違いも聞き取れるようになってきますよ!
タイ語環境で育った経験があり、これら日本人には分からない発音の違いが聞き分けられる耳がある場合は、先に会話を日常会話の中で学んでいっても、問題ありません。
しかし、私(だいさん)を含め日本で育った日本語が母国語の人間には厳しいと言わざるを得ないと考えます。
2. タイ文字は読み方が限られていて、発音勉強の助けになるから
タイ文字は英語や漢字のように、同じ文字でも行く通りも読み方があるという事がありません。
タイ文字を覚えれば、日本人が聞き分けられない似た音でも、タイ文字では違う書き方をするため、「違う」という事を理解する事ができるようになるためです。
「違う」という事実を理解する事が必要で、その区別に文字が役立ちます。
タイ人と会話ができるようになってきても、タイ人と会話をしている時に知らない単語が出て来る事があり、その単語がどの音を使っているのか聞き分けられない事もよくあります。
そういう場合でもタイ文字が分かれば、タイ語のつづりを教えてもらいそれを元に発音ができます。
これは簡単なメロディーの音楽を聞いても、絶対音感がなければその音がドレミでどの音かは分かりません。
しかし楽譜を見ればそのメロディーを再現できるのと同じことです。
ただし楽譜の読み方が分からなければ再現できません。
タイ文字を覚えるという事は、この楽譜の読み方を覚えるのと同じことなのです。
3. 実は意外と簡単で、すぐに成功体験が積めるから
上の方で書いた「タイ文字を覚えよう」というところにもありますが、タイ語固有の文字をすべて合わせても87文字しかありません。
タイ文字の読み方を覚えてしまえば、タイの街中の看板でも、タイ人のフェイスブックの投稿でも、とりあえず読む事ができます。
特に看板は、文が短くタイの町中で見かけるので読めるようになってくるとモチベーションが上がるはずです。
例えば、こちらはBTS(スカイトレイン)のナナ駅の看板。
サタニタパイ、、、ナーナー。笑
これまではローマ字の「Nana」を見てナナ駅だと理解していたわけですが、タイ語が分かれば「 นานา 」を見てナナと読むことができるようになるわけです。
しかもナナじゃなくて、本当は「ナーナー」だよなぁ。なんて感想を持つことでしょう。
その他、タイにあるほとんどすべての看板が読めるようになるわけです。
これまではただの模様だった「蛇ののたくったようなウネウネ」が、突如文字としてそれを声に出して読めるようになるのです。
初めはたどたどしい感じでしょう。意味が分からない事も多いでしょう。変わったフォントだと読めなかったりするでしょう。
某アニメのム〇カ大佐も、指でなぞって手帳を見ながら石碑にある古代文字を呼んでいましたね!
読める、読めるぞ!
そう、古代ラピュタ文字が読めなければ、天空の城ラピュタを動かすことはできないのです!
何の話してるの?
しかし、これは大きな進歩です。
タイの街を歩くのが楽しくなります。(たぶん!)
またタイ人の知り合いがいるならば横でタイ文字を音読してみましょう。
そのタイ人から驚きとともに称賛の声がもらえるでしょう。(たぶんね^^)
さあ、タイ文字の勉強だ
上の説明を見てタイ文字の勉強を始めたくなりませんでしたか?
そんなあなたは、某国民的アニメの主人公パズ〇さんの如く、40秒で支度して、すぐにタイ文字子音字42文字を紙に書いて、形を覚えていきましょう。
自己啓発本で「すぐやる人の10習慣」とか、そんな本を読んでいる場合ではありません。
でも、どうしてもそういう本を読みたい人はやり始めた後の休憩の時にでもどうぞ ↑
Daigoさんも、とりあえず少しでもやり始めることがで、心理的ハードルを下げる事が重要と言ってます。 笑
という事で、チラシの裏でもなんでも構いません。とにかくどんな形があるのか、まずは自分で書いてみる事が重要なのです。
いつやるの?
今でしょ!笑
動画
上で述べた事と同じようなことを動画でしゃべってます。似たような発音がいかに日本人にとって分かりにくいかも「パーン」という発音の音で実際に発音して解説しています。
見ていただければより理解が深まると思います。
次にやる事
で?何を今すればいいの?
全くタイ語について知らない、タイにも行ったことがないというような方はこちら ⇒
旅行用タイ語講座へ
旅行用タイ語講座を終えたらこちら→タイ語の基礎会話(準備中)
すでにタイ語に触れた経験があり挨拶やごく簡単な意思疎通ができる場合はこちら ⇒
タイ文字講座第 タイ文字の勉強を始めよう。
すでにタイ文字を発音記号に直すことはちょっと自信がない方は ⇒ サラッとタイ文字講座(準備中)
既にタイ文字を発音記号に自信をもって直すことができるが発音に自信のない方はこちら ⇒ タイ語発音講座(準備中)
以上、「はじめに。タイ語マスターまでのロードマップと、まず何から勉強すべきかを解説します。」でした。
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