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タイ語発音講座3:二重母音と短母音の発音を練習しよう

タイ語発音入門

 

前回の「タイ語発音講座2:真正母音9種の発音」に続いて、今回は第3回目という事で二重母音と短母音の発音を勉強します。

だいさん
だいさん

はっきり言って、今回は楽勝です!

そう、前回学んだ真正母音を組み合わせたり短く読んだりするだけなのです。

 

今回学ぶところ

まず全体像を見ておいた方が良いでしょう。

今回は③のところを勉強します。前回の②もすっぽり含んでしまう内容になります。

 

これが前回も見てきたすべての母音です。

前回学んだのが1番から9番。つまり上の表の左上辺り。

そして今回学ぶのは10番から24番になります。

つまり真正母音と複合母音そして長母音と短母音という事になります。

右側茶色の余剰母音も一気に勉強したいところですが、余剰母音は子音の要素を含んだ母音なので子音の発音を学んでから勉強する事にします。

ブルー
ブルー

子音の要素を含んだ母音?

だいさん
だいさん

それはまた今度説明するね。

さくっと勉強してしまいましょう。

 

ちなみに、それぞれの文法用語をタイ語で書くと下記のようになります↓
真正母音:สระแท้ ( saràʔ thɛ́ɛ )

複合母音:สระผสม ( saràʔ phasǒm )
長母音:สระยาว ( saràʔ yaaw )
短母音:สระสั่น ( saràʔ sàn )

 

複合母音の長母音

10番から12番までの ia wa ua の3つです。

iaは日本語のイアと同じで問題ないでしょう。

ただし「イ・ア」と別々発音するのではなく流れるように「イア」と発音しましょう。

多分日本語のように読んで大丈夫だと思いますが、念のためタイ人に発音を聞いてもらってタイ語の発音として違っていないか念のため確認しておきましょう。

ɯaは日本語で書くとウアにですが、初めのウの音が長母音4番ウ(ɯ)です。

uaも 日本語で書くとウアにですが、初めのウの音が長母音3番ウ(u)です。

ブルー
ブルー

え、簡単じゃない?こんなので良いの?

母音を二つ続けているのと変わらないような印象なので、こんなので良いんだったら日本語も5X5の25の母音が、そして長く伸ばす横棒をつけたら音が長くなるので25X2の50の母音があるって言っても良いんじゃないかという気もしなくはないですが、言語学上日本語の母音は5つで、アイと続けて読んでも2重母音にはならないんだそうです。

 

まあ理論はさておき、とにかく練習して言えるようになりましょう。

 

短母音

これは前回の長母音のところでも少し触れましたし、日本語のところにも書いてますが、非常に短く発音してちいさい「つ」がついているような感じで音が切れて聞こえる発音です。

タイ語と日本語の音の長さの比比較イメージ

そして発音記号の終わりに変なマークがついてますが、これは喉を閉めるというマーク、声門閉鎖音です。

ですので口を閉じたり、舌を歯の後ろにつけたりして音を切ってはいけません。母音を発音した時の口の形のまま音を切る必要があります。

単体ならそんなにむつかしくはないでんすが、会話の中ではこの言葉の後ろに違う単語が続くわけで、例えばそれが「た」で始まる音だったらりすると、「た」を言うために舌が上の歯の後ろについたりして別の音になってしまう事があります。

ちょっとピンとこないかも知れませんが、このあたりはまた次回以降で説明していますので、まずは単体でこの短母音が言えるようになりましょう。

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短母音の二重母音

こちらは上の二つ短母音と二重母音の考え方を合わせるだけです。

それぞれ発音に注意しながら流れるように母音を発音しますが、短母音なので最後はちいさな「つ」で終わるように急にストップするような発音になります。

 

実際の発音を聞いて練習してみよう!

今回も練習表を使って練習します。これまでに勉強した声調や真正長母音も含んで復習する事になります↓

私の友人のティックさんに上の表を順番に読んでもらってます↓

なお、ティックさんが番号22,23,24のタイ語の声調を間違えたため、この動画では飛ばしています。これらは実在する何か意味を持つ単語ではないのでタイ語の声調ルールに従って読むことになります。

ただ日常で使う単語の声調はルールをすっ飛ばして口が覚えてしまっているので間違えませんが、今回のように意味をなさない文字の場合はルールを思い出して読まなければならないため間違ったりします。私たちが5段活用の理屈を知らなくても間違えずに日本語を使えるのと同じようなものです。

 

次は頭子音の発音に入っていきます。

いかがでしたでしょうか。

もう母音はほぼ完了で、後は下の表の右側、余剰母音を残すのみです。

タイ語の母音一覧

さて今回でとりあえず母音をいったん終了し頭子音に入っていきます。

余剰母音という音は子音の要素を含んでいるため、子音を勉強してからでないと理解できないからです。

 

母音には日本語にない音がある事は理解していただけたかと思いますが、子音にも日本語にない音があり、これらの音をきちんと区別して発音しなければなりません。

これまで勉強した母音、すぐに使えるようにはならないと思いますが、少なくともそれぞれの勉強した母音が違う音だという事はご自分の感覚で理解しておきましょう。

まだ100%完璧に発音できてなくても、とりあえず、それぞれの音が違う音だという事が理解できたら進みましょう。

これまで勉強した内容は次の講座でも重複して出てきますのでまだまだ練習する機会はたくさんありますので、一つのページで長く足踏みせずどんどん進んで、とりあえず最後まで進んで、それでも分からなければもう一周するくらいの方が良いかと思います。

 

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