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7. 複合母音3つと余剰母音8つを練習しよう

タイ文字入門講座

前回のタイ文字講座「6. 中子音字と声調符号を練習しよう」までで、「中子音字9つ + 長母音9つ + 声調符号」の組み合わせはだいたい覚えたのではないかと思います。

ここまでの勉強で、タイ文字勉強の基礎知識を備えたと言えるでしょう!

あとは子音と母音の種類を増やしていくだけです。

という事で、今回は複合母音(フクゴウボイン)余剰母音(ヨジョウボイン)を覚えていきましょう。

この2つも母音だけあっていろんな単語に使われています。


ネット検索で直接このページに来た人はぜひ「はじめに」のページから読んでいただければと思います。

そこでは「タイ語マスターまでのロードマップ」や、「タイ語をマスターするまでに、まず何をすべきか」をまとめています。


複合母音も余剰母音も日本人には聞きなれていないので、むずかしく思うかもしれませんが、大したことはありません。扱いは長母音と同じようなものです。

だいさん
だいさん

では、早速勉強していきましょう!

ブルー
ブルー

日本語の母音は「あいうえお」の5つなのにタイ語の母音はたくさんあるのね、、。

だいさん
だいさん

複合母音とは言われると難しく思うけれど「アイ」とか「イア」とかそんな感じで、母音の最小の音の要素としては長母音で習った9つだけだよ。

ブルー
ブルー

何言ってるか分からないし。

だいさん
だいさん

案ずるより生むがやすし。とりあえずやってみよう。

ブルー
ブルー

うまく説明できないのをごまかしてない?

という事で複合母音と余剰母音を紹介します。

 

複合母音
 เ- ีย    เ- ือ    – ัว 
余剰母音
ไ-    ใ-    – ำ    เ-า
-ฤ -ฤๅ -ฦ -ฦๅ

 

ブルー
ブルー

結構多いね。。。

だいさん
だいさん

余剰母音の最後の2つฦとฦๅは、実質もう使われてないから余剰母音は実質6つだね。

 

ブルー
ブルー

っていうかこの「-」ってなんだっけ?

だいさん
だいさん

この「-」部分に子音が入るよって事だね

 

という事で今回の目標は、

 

複合母音3つと、余剰母音8つを覚えて発音記号に直せるようにしよう!

です。

いろいろ説明していますが、説明に関してはサラッと読んでいただくだけで大丈夫です。

要は、このページの下の方にあるドリルを進めて、これらの文字がどういう発音記号になるかを覚えればよいだけです。

次回以降も復讐する機会が頻繁にあるのでどんどん進めば勝手に頭に定着するようにしています。

 

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複合母音3つの説明

中子音のกを入れて複合母音とセットで書くと下記のようになります。

 

だいさん
だいさん

たった3つだけ!簡単だね!

ちなみに複合母音を二重母音(ニジュウボイン)と日本語で言っている本もあるよ!

ブルー
ブルー

じゃあ、何でタイスタは二重母音って言わないの?

だいさん
だいさん

タイ語ではこの母音の事をสระประสม(sàràʔ prasǒm)って言うんだけどね。สระ(sàràʔ)は母音でประสม(prasǒm)は混ぜるっていう意味なんだよ。

だいさん
だいさん

タイ語ベースだと複合母音の方しっくりこない?

ブルー
ブルー

なるほどね。まあ、分からんでもないなぁ。

だいさん
だいさん

日本語での用語なんて、正直どっちでも良いかなと思うんだけど、一応タイスタディでは複合母音で統一しておくね。

 

この3つの複合母音(二重母音)ですが、母音ですので前回勉強した中子音9つ等、子音とセットで出てきます。

これまでに勉強した子音の中子音は、全部で9つは下記ですね。

ก จ ฎ ฏ ด ต บ ป อ

 

例えば「」であれば

ต   +   – ัว    =   ตัว  (tua)

となります。

体(からだ)」という意味の単語ですが、類別詞として動物の頭数を数えたり衣類や文字数字の数を表す際に使うため日常会話でも頻出の単語です。

難しそうに感じますが、慣れればどうって事ないのでサクサク行きましょう!

 

余剰母音8つ

中子音のกを入れて複合母音とセットで書くと下記のようになります。

*現在のタイ語において上記7番目の と8番目の ฦๅはすでに使われていませんが、廃字とされている子音 と同様、タイ語のパソコン用キーボードには印字されており、入力もできるという事から、念のため表には含めています。

ブルー
ブルー

っていうか、余剰って何?

だいさん
だいさん

余剰とは「必要な分を除いた余り」だってさ。Byデジタル大辞泉

ブルー
ブルー

、、。

じゃあ余剰母音って?余った母音って事?どういう事さ?

だいさん
だいさん

これもね、タイ語だとสระเกิน(saràʔ kəən)って呼ばれてるので、、สระ(saràʔ)は母音で、เกิน(kəən)は超えるとかオーバーするっていう意味だから、余分にオーバーした母音って事で「余剰母音」って呼んでるみたいよ。

 

 

ブルー
ブルー

じゃあ、なんでสระเกิน(saràʔ kəən)なの?何をオーバーしたの?

だいさん
だいさん

これは、たぶんなんだけど。たとえば「am」なんかは母音の域をオーバーして最後に子音がついちゃってるところなんかが余剰なのかなと思うんだけどね。

 

余剰母音には後に学習する「末子音」をつける事ができません。これは余剰母音の末尾がすでに子音の音であるためです。これに関してはまたタイ文字講座「14. 平音節を作る末子音字を練習しよう」で解説いたします。

 

母音 ไ – と ใ – について

余剰母音の中に2つのアイという発音の母音ですが、昔は微妙に発音が違う音だったそうです。しかし現在では全く同じ発音となっています。

全く同じ発音ですが言葉によってどちらのアイを使うかは決まっていますので、それらに従う必要があります。現在日常でを使う単語は20しかありません。

この20の単語を覚えるための文句もあるので、興味がある人はぜひ見てみてください。

外来語の当て字としてアイを使う場合は「ใ –」ではなく、「ไ –」を使います。

例えば「だい さん」という名前をタイ語で表現する際は通常 ด ซังとなり ด ซังとはなりません。

なおタイ語でไの事をไม้ม้วน (mái malaai / マイ マラーイ) ใの事をไม้ม้วน (mái múan / マイ ムアン)と呼びます。

 

母音 ฤ と ฤๅ について

その他、余剰母音8つの表の5番と6番、ฤ ฤๅ は少し色分けしてしていますが、母音とされておりながらRの音が初めからついている特殊な文字です。

*日本のタイ語教育関連の書籍においては、余剰母音の項で説明されていない事もあります。

タイ語では通常母音文字は子音文字とセットで書かかれ、もし母音そのものの音を出したい場合は子音อを伴います。

それに対して、この余剰母音は子音の音をすでに持っているため、子音を必要としません

例えば ฤดู (rɯ́duu)という単語は日常会話でも出て来る基礎的な単語ですが、このには子音がついていません。

この文字を使う単語は少ない文字ですが、人名などで時々見かける事もあります。

また表中にも書いていますが は使われる単語によって音がrə́ に変わる事も稀にあります。

ブルー
ブルー

なんで ฤ は rɯ じゃなくて rɯ́ って声調がついてるの?

だいさん
だいさん

これは長母音じゃなくて短母音扱いだからだね。短母音はまだ勉強してないから、ここではそういう物だという事で保留しておいてね。

 

母音 ฦ と ฦๅ について

余剰母音8つの表のすぐ下にも書きましたが、現在廃字となっており日常で使用する事はありません。日本語でいうところの「ゐ」や「ゑ」のように古い文章では出て来る事があるそうです。

なお2019年現在販売されているタイ語キーボードには、同じく廃字となった ฅ ฃと同様に もキーボード上に存在しています。

 

「複合母音と余剰母音」の声調

ここまでで複合母音と余剰母音にどういう物があるかというのは解説してきましたが、では声調符号がついた場合はどうなるのでしょうか?

答えは簡単、これまで勉強してきたように

と全く変わりません。

ただし、ฤとฦだけは扱いが異なる事に注意ください。

 

複合母音と余剰母音の練習

今回もドリルを用意しました。

今回は母音ですので、前回練習した中子音の復習もかねて練習していきます。

中子音に関しては初めての300問以来、毎回出てきていますので、覚える気がなくてもさすがに覚えているかと思います。

忘れないよう前々回練習した長母音も少し混ぜています。

こちらをダウンロードして使ってください。

「タイ文字入門講座 – 複合母音と余剰母音の練習」をダウンロード
Renshu_Boin_Fukugo_Yojo_v1.pdf(106KB)
「タイ文字入門講座 – 複合母音と余剰母音の解答」をダウンロード
Kotae_Boin_Fukugo_Yojoboin_v1(110KB)

ドリルの使い方

印刷してタイ文字には発音記号を、発音記号にはタイ文字を上に書いてきた表を見ながら書き込んでください。

思い出せないところや分からないところは、空白のままで進むのではなく、発音記号の表を答えを見ながら正解を埋めながら進んでください。

ここで完璧にする必要はありません。次以降も復讐を兼ねて同じ問題を出して、忘れられないように工夫してあるのでどんどん進んでいきましょう!

の発音はいくつかありますが、最も基本的な発音であるrɯ́としています。
発音記号からタイ語にする際のaiの音はไを使っています。

 

だいさん
だいさん

これで君はどこにでも行けるね!

ブルー
ブルー

どういう事?

だいさん
だいさん

今回分を含めるとを勉強したよね?この2つを合わせてไป(pai)。これはタイ語で「行く」という動詞だね。

ブルー
ブルー

なるほど!

ไป:pai」というのは日常で、最も使う単語の1つと言っても良いほどの基礎単語で「行く」という意味です。

タクシーに乗った時、タイ人は「ไป(pai) + 目的地 + クラップ/カー」と言って、目的地を伝えます。

この他タクシーでなくても、「ไป + 目的地」でとりあえずその目的地に行きたいんだなという事が分かってもらえます。

「~したい」という英語のwantに当たる表現も、もちろんタイ語にあり、これも良く使う単語ですが、これはまた後程勉強していきましょう。

 

次は短母音を練習していきましょう

さて次回は短母音の勉強に入りますので、次回で母音は基本的に制覇したことになります。

どんどん進めばどんどん街中のタイ語看板が読めるようになりますよ!

しっかり勉強していきましょう。

次のページへ →→→ 8. 短母音を練習しよう

 

ブルー
ブルー

次回もお楽しみに!

以上、「7. 複合母音3つと余剰母音8つの練習」でした。

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