タイ文字の勉強は進んでいますでしょうか?
タイスタのタイ文字講座では最新のドリルであっても、これまで勉強したページの内容が復習を兼ねて頻繁に出て来るように作っています。
復習問題の答えがスラスラと出てくれば問題ないのですが、残念ながら思い出せずこれまで勉強した項を見返したり参考書を開く羽目になるかと思います。
これはこれで有意義な事ではあるのですが、効率を考えた際にタイスタでは下記の総括表を使う事を推奨します。
残念ながらタイ文字全ての規則を一つの表にまとめる事は困難ですので、いくつかの総括表を作成してあります。
無料で利用できるようにしておりますので、ご希望の物をご利用ください。
総括表の使い方
PDFファイルをダウンロードできるようにしていますので、ダウンロードしてご利用ください。
実用に当たっては印刷してのご利用をお勧めします。ノートに貼りつけたりすると、なお良いでしょう。
また、タイスタの総括表を参考に、自分なりの「総括表」や「まとめ」を作るのもおすすめです。
自分で書いたものは記憶に定着しやすいものです。
無色版とカラー版について
個人的には無色版を印刷していただき、それにハイライトや色鉛筆で自ら色を付けていただく事をお勧めします。挿絵やメモ書きもどんどん行う事で記憶への定着を助けてくれます。ぜひ自分色に染めてください。
そういう事が面倒であったり、色鉛筆などがない場合は初めから色がついているカラー版をご利用ください。
総括表は何度も見返すことになると思いますが、一覧性があり、また色で「中高低」を分けてあるものを見る事で、記憶への定着を助けてくれますので、効率が上がると思います。
タイ語子音44字の総括表
こちらではタイ語子音字がそれぞれどの語族か(中高低いずれの子音か)、頭子音の時の音、末子インの時の音などが一目でわかるようにまとめました。
「タイ語子音字の総括表」のカラー版をダウンロード
→ soukatsu_shiin_color_v32 (263KB)
「タイ語子音字の総括表」の無色版をダウンロード
→ soukatsu_shiin_white_v32 (262KB)
タイ語子音44字の総括表の見方
表中の色分けは中子音を緑色、高子音字を水色、低子音字をピンク色(対応字は薄ピンク色)、廃字を灰色としています。他の総括表とも合わせた配色です。
その他、何となくは分かるのではと思いますが、念のため表の見方を解説しておきます↓
タイ文字読解の総括表
先の総括表では子音に関してのみ総括していますが、こちらの総括表は読解のために母音に関しても含めています。
どのように運用すべきかのルールが分かっていれば、「例外」を除き、この総括表ですべてのタイ語を発音記号に変換することが可能ですので、一番使用頻度が高い総括表だと思われます。
*最新版は2022年11月4日改訂の第3.2版となります。
「タイ文字読解の総括表」のカラー版をダウンロード
→ soukatsu_dokkai_color_v32 (205KB)
「タイ文字読解の総括表」の無色版をダウンロード
→ soukatsu_dokkai_white_v32 (206KB)
こちらは見本です ↓
子音の色分けは中子音を緑色、高子音字を水色、低子音字をピンク色(対応字は薄ピンク色)としており、他の総括表とも合わせた配色です。
廃字は日常生活で読解する機会がないためこの総括表には含めていません。
なお、表中の省略文字の内容は下記です。
声:声調符号が入る事を意味します。
末:末子音が入る事を意味します。
タイ文字声調の総括表
こちらは声調に関する最も基本的な総括表です。
声調のルールはそんなに複雑ではないのですぐに覚える事ができるため使用頻度は低いかもしれませんが、基礎を終えた後でも、ふと思い出せない事もあるので念のため保存しておいた方が良いでしょう。
なお他の総括表と字類の色をそろえてあります。
*最新版は2020年1月15日改訂の第2.0版となります。
「タイ文字声調の総括表」のカラー版をダウンロード
→ soukatsu_seicho_color_v20 (166KB)
「タイ文字声調の総括表」の無色版をダウンロード
→ soukatsu_seicho_white_v20 (166KB)
こちらは見本です ↓
灰色部分に関してですが、基本的に促音節には声調符号はつかないのですが、時々促音節に 「 – ๊ (mái tree)」がついている単語を見かける事があります。
それ以外はあまり見かけませんが、念のため灰色にして記載しておきます。
総括表に対するタイスタの考え
ドリルを進めていくと多くの方が過去に勉強した事を忘れておりすぐに解答を埋める事が出来ないという事態に遭遇するかと思います。これは落胆する事でもなく、ましてや年齢のせいにしても何の解決にもなりません。
そういう時は、これまで勉強した項に戻り発音記号なりタイ文字なりを見返すことになりますが、こういう勉強方法だと、どうしても効率が良いとは思えませんし、時間がかかる事から結局、面倒になり勉強を挫折してしまいかねません。
過去に勉強した内容を効率よく確認するための表が、総括表という事です。
これまで少しずつ順を追って勉強してきた内容が、表にまとめられている事で記憶の整理につながりますし、使っていると表が頭に浮かんでくるようになります。
そして反復するうちに、だんだんと表を見なくても発音記号が出て来るようになるでしょう。
信じられない?
例えばタイ文字講座をはじめから「8. 短母音」まで、きちんとドリルを進めていたら、少なくとも中子音9種と長母音9種は総括表など見なくても発音記号が書けるようになっているかと思います。
延々と反復していればいつの間にか覚えてます。
後はどんどん記憶に定着させる文字を増やしていくだけです。
最終的には総括表ともおさらばです。
ああ、確かこんな表使って勉強したなぁ、と感慨深く眺める事ができる日が来る事でしょう。
以上「タイスタ特製タイ文字学習用「総括表」」でした。
コメント
タイ文字読解の総括表ですがpの末子音はผやฝも含まれませんか?
お返事遅くなり申し訳ありません。
ผやฝが末子音で出てくればpの発音で問題ない思いますが、どうやらそういう単語が無いようでしてソーソートーの本にもผやฝの末子音はなしとなっていたのでそちらに従いました。
実は、初めはpを入れてたんですが、、、。まあそういう理由でpを消してあります。
子音44字学習総括表を、大変便利に見させて頂いています。
誤字かわからないのですが、表の12番目の「樹木」の欄で、ch のタイ語フォントが「少年僧」のタイ語フォント n になっているように見えます。
37番目の「指輪」の欄で、ヲォー ヲェーンの ヲォー のタイ語が書かれていないようです。
また、32番目の「サンパオ船」の欄で、読みが phaw となっていますが、 phao との違いは何でしょうか。
修正の指摘ありがとうございます。大変助かります。
表の12番目の「樹木」の欄で、ch のタイ語フォントが「少年僧」のタイ語フォント n になっているように見えます。 >確認してみましたが、実際はコーカイにはなっていませんでした。他のフォントシリーズに変更しようかと試みましたが、買えるとうまく収まらなかったので、諦めました。すいません。
37番目の「指輪」の欄で、ヲォー ヲェーンの ヲォー のタイ語が書かれていないようです。>確かに書かれていませんでした。追加して新たにアップロードしました。ありがとうございます。
また、32番目の「サンパオ船」の欄で、読みが phaw となっていますが、 phao との違いは何でしょうか。>これに違いはありません。教本によってはphaoとなっているものもありますが、タイスタディでは末子音であるのが分かりやすいという理由でphawを採用しています。ไปの表記を Pai とするか Payとするか、と同じ理由で、つまりは表記が違うだけで発音は同じという事になります。
はじめまして。
タイ語学習に参考にさせていただいております。
タイ語子音44字の総括表の、
ผ
ですが、声調記号が欠けて居ませんでしょうか?
表では、
ผึง
ですが、下声であれば
ผึ้ง
ではないのでしょうか?
私の認識が誤っていれば、申し訳ありません。
恐れ入りますが、ご確認の程お願いします。
コメントありがとうございます。確認してみたところผึ้งと正しく入力はしてあったのですが、行の幅が狭くて見えていない事が分かりました。
先ほ声調符号もきちんと見えるようなフォントを変更して再度アップロードし直しました。ご協力ありがとうございます。助かりました。
サイト及びタイ文字読解の総括表を利用させて頂いてます。
とても使いやすく纏めていただいてありがとうございます。
さて、総括表ですが、間違いと思われる箇所がありましたのでご確認をお願い致します。
末子音「-t」の中に「ภ」がありますが、これは「ถ」ではないでしょうか?
同じ文字が「-p」にもあり、こちらが正解かと思います。
ご指摘いただいた通り、表が間違えていました。先ほど表を修正して再度アップロードしました。ご協力ありがとうございます^^
こんにちは、タイ文字入門講座を順番に勉強させてもらっています。
少しずつ文字が読めるようになって楽しいです。
タイ文字読解の総括表の末子音字「-t」の4列目が「ฆ」になっていますが
「ฑ」でしょうか? ฑが末子音字の所になかったので…
ご指摘いただいた通り、表が間違えていました。先ほど表を修正して再度アップロードしました。ご協力ありがとうございます^^