せっかくの海外旅行。現地の言葉を使ってコミュニケーションしてみたいと思われるのは当然だと思います。
現地の方もあなたのタイ語を聞いて喜んでくれることでしょう。
ここではタイ旅行をより良いものとするため、最も使いどころのあるタイ語3つをご紹介します。
記事の下の方では動画でも同じ内容を解説していますので、よろしければご覧ください。
タイ語で挨拶してみよう
タイ語で挨拶の言葉は
男性なら「サワッディー・カップ」
女性なら「サワッディー・カー」
タイに到着すると「ホテル」で、「飲食店で」でこの言葉を聞く事になると思います。
合掌してお辞儀をしながら「サワディー・カップ」「サワディー・カー」と挨拶してくれるところもあるでしょう。
言われたら言い返しましょう。
倍返しだ!
なんでやねん!
もちろん倍返しする必要はありません。
お返しは1回で良いです。
サワッディーの後ろにある「カップ」や「カー」は丁寧な表現です。友達と話すのなら必要ありませんが、旅行できているならつけるようにしましょう。
男性は発音に要注意
実際タイ人の男性に挨拶されると、すぐに気づくと思います。
色んな本に、そしてタイスタディでも「サワディーカップ」って書いてるのに男性も「サワディー・カー」と言っている事に。
そして思うはずです。
カップなんて言ってないじゃん!
だからと言って日本人男性のあなたは、「サワディー・カー」と言ってはいけません。
微妙に発音が違うのです。
日本人男性のあなたが気をつけるべきは1点だけです。
「サワディー・カー」と言って「カ」を言い終わる時に口を閉じてください。
何となく「カップ」と聞こえませんか?
これが男性の挨拶の言葉です。
タイ人男性が挨拶する時、口元を見てみましょう。男性は口を最後に閉じるのです。
女性は「カー」と伸ばせば良いだけなので、簡単です。
音の高低に気をつけよう
変なところにアクセントをつけたり、質問だからといって語尾を音を上げたりすると通じません。
棒読みしましょう。
発音に関しては動画を見ていただいた方が分かりやすいかと思います。
動画はもう少し読み進めて頂くと出てきます。
お別れも「サワディー」?
この「サワディー・カップ」と「サワディー・カー」。
朝でも昼でも夜でも使える丁寧な表現です。
そしてなんと、別れの際も、この「サワディー」が使えます。
しかし、ホテルやレストランから出る時、日本人的には「ありがとう」の方がしっくりくるのではないでしょうか?
という事で、「感謝の言葉」も言葉を覚えましょう
タイ語で感謝の言葉を言おう
感謝の言葉「ありがとう」は
男性なら「コップン・カップ」
女性なら「コップン・カー」
です。
男性の「カップ」は、挨拶の言葉と同じで口を閉じる事に注意しましょう。
「おいしい」をタイ語で言う
美味しいは「アロイ」と言います。
1文字目「ア」にアクセントがあるので注意が必要です。
またこの言葉は「カップ」や「カー」をつけなくても、なれなれしい感じはあまりしません。
ホテルのレセプションでウェルカムドリンクをもらって、一口飲んでおいしかったら「アロイ!」。
市場で試食しておいしかったら「アロイ!」。
良い意味ですし積極的に使える言葉です。
アロイ!
合掌、手を合わせる行為について
タイ人は合掌をして、要するに手の平を合わせて挨拶や感謝を表現してくれる事があります。
これは目下の人が目上の人にする行為です。
残念ながら旅行者であるあなたが先手を取って合掌する機会はまずありません。
先にされると、そしてあなたが明らかに相手よりも年上であるならタイ人もビックリします。
どうしても合掌したい人は、相手が合掌してきた時に合掌返しをしましょう。
この時、手の位置は胸の高さ位です。
上の写真にあるドナルドさんと同じくらいの高さで良いでしょう。
合唱の高さとか関係あるの?
合唱が上に行くほど、丁寧というか敬意を示すという事になって、おでこの前位に手が来る事もあるんだけど、それはに祈ったり仏様や王族に対してするくらいかな。
なお、マクドナルドの前にある合掌しているドナルドの置物と一緒に写真を撮るのは問題ありません。
むしろ微笑ましい位です。
その他の言葉は?
残念ながらタイ語は日本語よりも非常に音の種類が多く、少し勉強したくらいでは1から10の数字さえまともに発音できません。
頑張って言ってみても、「ハァ?(何言ってんの?)」みたいな返事をされかねません。
数字はもとより、お手洗いも英語で言ったほうが良いでしょう。
動画
文字で分かりにくい方のために、ほぼ同じ内容を動画でも解説しました。
発音はどうしても文字では説明できないので、宜しければご覧ください。
以上「タイ旅行で使える簡単なタイ語3つ。こんにちは、ありがとう、おいしい。」でした。