一押しというだけあって本当に1冊だけタイ文字勉強のための本を紹介させていただきます。
その本とは、
泰日経済技術振興協会(สมาคมส่งเสริมเทคโนโลยี (ไทย-ญี่ปุ่น))通称ソーソートー(ส.ส.ท.)の「タイ文字読み書きの基礎」副題「書けば書くほどすらすら読める、読めば読むほどすらすら書ける「習うより慣れろ」」です。
この本で下記の事が勉強できます。
- タイ文字を覚える
- タイ文字発音のルールを覚える
- タイ文字を声調をつけた発音記号に変換できる
- 声調をつけた発音記号をタイ文字に変換できる
この本をオススメする理由
内容と進め方が秀逸
この本はとにかく書かせるドリル形式の本です。副題にある通り書けば書くほどすらすら読める、読めば読むほどすらすら書ける「習うより慣れろ」を地で行ってます。
最後までやり遂げるとタイ語を発音記号に治すことができ、また発音記号をタイ語に治すことができるようになっています。
安い
値段も税込200B(約600円)とタイ語の勉強本にしては激安です。
注意点
日本で購入することが難しい。
この本は日本で発売されておらずインターネットでもなかなか見かけない本です。
バンコクの日経書店、紀伊国屋(伊勢丹、エムクオーティエ)や東京堂書店、その他ソーソートー(スクムヴィットソイ29)の中の本屋に置いてあります。日本の図書としての登録がされていないので、日本で入手するのは難しそうです。
2週間くらいで終わらせよう
絶妙なタイミングで復讐を織り交ぜてある良書なのですが、だらだらとやっていると初めの方を忘れてしまいますので、長くとも1ヶ月以内できれば2週間くらいで終わらせたいところです。
発音はこの本で勉強できない
この本に出てくる発音記号を覚える事によって、日本人にとって違いのわかりにくい音も違う音であるという認識ができるようにはなります。ただ、それを正確に発音できるかどうかは別の話です。これはタイ人に教えてもらう必要があります。
個人的に最も早く発音を取得するには、タイ語の発音がきちんとできる日本人にコツ(舌の位置等)を教えてもらいながら、ネイティブのタイ人に音を聞いてもらう事だと思います。
単語や文法は勉強できない
あくまでタイ語を発音記号へ、発音記号をタイ語へ変換できるようになるだけですので、その単語の意味や文法は他の本で勉強する必要があります。
まとめ
日本では手に入らない本ですので、日本にいる方は入手するのが難しいですが、タイにいる方はこの本での勉強をオススメします。
看板の文字が読めるようになりますし、知っている言葉をどういう風に記載するか理解できるようになると勉強がぐっと楽しくなると思います。
コメント