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タイ人との発音練習法:タイ語をタイ人に聞いてもらって矯正しよう!

 

タイスタディは独学でタイ語を勉強できるように設計していますが、どうしても独学で進められない項目があります。

それはタイ語の発音です!

発音講座ではネイティブの発音をユーチューブで公開した物の説明をしていますが、それを聞いて発音練習をしても最終的にはタイ人に聞いてもらって、その場でタイ語の発音を知る必要があります。

そして相手のタイ人が、熟練したタイ語の教師、しかも外国人向けの、であれば効率よく教えるすべを知っているかもしれませんが、普通のタイ人であれば一体どこが間違っているのかさえ分からないという事態になります。

今回はこれを回避すべく、普通のタイ人にタイ語の発音を聞いてもらうための方法をご紹介します。

 

だいさん

日本人にとってタイ語は文字や文法がとっつきやすい分、発音の習得は非常に骨が折れます。しかし発音がきれいだと一気にタイ語がうまくなったように感じる、もしくは他の人からの評価が上がります。笑

 

ブルー

たしかにどれくらい単語知ってるかよりも、発音がきれいな方がうまく見えるかもね。笑

 

私が経験した失敗

これはまだ私がタイ語の勉強を始めたばかりの頃の話です。

まだ有気音と無気温の違いさえ分かってませんでした。

そこで出会ったのが ต. เต่า 日本語で無理やり表記するなら「トータオ」です。

タイ人に向かって私なりのトータオを何度も聞いてもらいますが、いつまでたっても違うと言われます。

何度も見本として発音してもらいますが、一向に違いが分かりませんでした。

 

だいさん

トータオ、、、。

ブルー

ちがう。トータオだよ。トータオ!

だいさん

トータオ!

ブルー

違う。トータオ!

だいさん

トータオ!トータオ!トータオ!

ブルー

違う!違う!違う!

あと、แฟนという単語。日本語で無理やり表記すると「フェーン」という発音になり、恋人という意味の単語ですが、

タイ人の友達のニックネームがแฟนというニックネームだったんですが、これを正しく発音したくて聞いてもらいましたが、やっぱりどこが違うのか分からずじまい。。。

私的には母音が間違っているのか、とかFの発音がダメなのかとか、いろいろ試しましたがその時は結局分からずじまいで、これも泣きそうになりました。

実際は末子音がきちんと発音できていないという物だったと後々分かりました。

 

間違える可能性があるのは4か所!

タイ語の単語を発音した際、間違える箇所は下記の4か所です↓

1. 声調 せいちょう(音の抑揚)เสียงวรรณยุกต์
2. 母音 ぼいん เสียงสระ
3. 頭子音 とうしいん เสียงพยัญชนะต้น
4. 末子音 まっしいん เสียงพยัญชนะตัวสะกด

そして判定は下記の3つ↓

1. 明瞭 ชัด
2. 明瞭  ไม่ชัด
3. 間違い(正しくない) ผิด(ไม่ถูก)

上の4つの要素をタイ人に、見せながら自分の発音のどこが間違えているか、発音が明瞭であるのか、指をさしてもらいましょう。

タイ語でも記入したのはこのためです。

例えば末子音が間違えているのであれば、単語の最後の結びの音が間違えているなと分かりますし、声調なら変な抑揚、つまり勝手にしり上がりで発音してるとか、とにかく音の高低が間違えているという事が分かるわけです。

タイ語や発音記号で書くと下記のようになります↓

4つの内どこが間違えているかを教えてくれるだけでも大きな助けになるはずです。少なくとも「違う」とだけ言われるよりはずいぶん助けになるでしょう。

 

実際にタイ人と練習してみよう

下の動画では実際にどのようにしてタイ人と一緒に発音練習をするか動画で解説しています。

 

下記の動画では私がネイティブのジョイさんと一緒に、タイ語の発音練習をしている様子です。

これを見せて、これと同じように教えてくれと説明するのもよいでしょう↓

なお、あまりに長時間くどくどやると嫌われかねませんのでご注意ください。

長くやるとタイ人側が面倒になってきて、妥協でOKを出してくることにも注意が必要です。笑

少し時間はかかりますが、単語でも覚えながら根気強く練習していきましょう。

 

始めに発音練習すべき単語

まずは数字と子音44文字の代表字を練習するのが良いでしょう。

数字は時間やお金などで日常で頻繁に出て来る単語です。

子音44文字代表字は、頭子音を全て網羅できますし、文字を説明する時に使う単語ですので早々に覚えておいて損はありません。

下記のタイ人の発音見本の動画を添付しておきます。発音記号付きです。

タイスタディの発音講座でも最後のおさらいの際に、この2つの単語群を練習するようにしています。

数字の発音見本↓


こちらは子音44文字の発音見本です↓

 

最後に

発音がきれいにできないといくら単語を知っていても会話が成り立ちません。

タイ人と会話をしたい人はできるだけ、綺麗な発音ができるように頑張って口を動かしましょう。

こればっかりは、いくら毎日タイ語を聞いても、書いても、覚えても上達しません。

 

クマの人形に話しかけるのでもなんでもいいので、とにかく実際に発音していきましょう。

ブルー

สวัสดีครับ(こんにちは!)

以上、「タイ人との発音練習法:タイ語をタイ人に聞いてもらって矯正しよう!」でした。

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